- 清水:
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2019年にちょうど債務超過を脱出して経営も良くなり始めた時期に、令和元年台風19号の影響で会社が水浸しになりました。
その時、社員が泥んこになりながらも一生懸命泥かきをしてくれている姿を見て、「この社員たちを幸せにするために会社を経営しよう」と強く思うようになりました。
- 土倉:
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19号は大変でしたよね。私の会社でも台風19号の被害を受け、完成直前のモデルハウスが3軒とも水没してしまいました。火災保険には入っていましたが、水没保険には入っていませんでしたので、社員全員で復興に取り組みました。
災い転じて福をなすではありませんが、社員さんの結束が固まったと強く感じました。一日でトラック一台分のゴミを片付けましたから、社員さんは本当に凄い力を持っているなと実感しました。
- 清水:
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土倉さんも大変でしたね。僕も台風19号での被害をキッカケに、全体会議の名前を「ドリームマネジメント会議」に変えました。
そして、2023年の会社のビジョンを1週間かけて社員さんと一緒に作り、ワクワクするビジョンを考えました。そして、そのビジョンをホームページに掲載し、外部にも積極的に発信しました。
- 清水:
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会社にとって新しいことを、僕を含めた社員全員で取り組んでいきたいですね。社員さんから提案してくれるような、自発的な会社作りを目指しています。
- 土倉:
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うちの社員さんも「お客様感謝祭やりましょうよ」と提案してくれて、すぐに承諾しました。「OBのお客様を呼んでおもてなしをしたい。」というようなアイデアもどんどん社員が考えてくれています。
企画は35歳以下の社員さんに全て任せているのですが、私に「スープを作れ」と指示されることもあります。(笑)
- 清水:
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とても素敵ですね。私も社内でお客様をおもてなしする委員会を作っていて、委員長は若手に任せています。ただ若手はお金のことを考えずに進めがちなので、時々ダメ出しをしていますね。
でも、ここ最近は積極的に意見を言ってくれるようになって、社長としてとても嬉しいです。
- 土倉:
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社員さんが自分で考えた意見を反映できるような会社にしていきたいですね。社長や社員さんといった立場に関係なく、お互いに刺激し合えるような会社にしていきたいです。